デタラメ紳士とインチキ手廻しオルガンミュージシャン
2025年9月15日 16時44分22秒 (Mon)
これは魔法と呼ぶべきなのか、はたまた化学反応と呼ぶべきなのか。
こんなにもベストマッチングで、全方向にハッピーしかもたらさない素敵な空間はそう味わえないし、涙が出るほど貴重でとてつもなく楽しく幸せな日になりました。
言わずもがな、ライブの素晴らしさもそうですが、やっぱり人間が本当に最高なんです。
脳から四肢に伝達し、発される電気信号には怒りや不満は1ミリも含まれておらず、愛や情熱や優しさのみで彩られていて空気に拡散されていた。
間違いなくバファリンよりも優しかった。
16時。
お店に到着すると、既にオグラさんはいた。
個人的な話で恐縮ですが、十年余り前、高円寺へ行った際にオグラさんの奥様が経営する“ハチマクラ”と云う古紙・アンティーク雑貨を扱うお店へ寄ろうとした。
当時オグラさんがたまに店番をしている事もあったので、もしかしたらいるかも!?と思ったら急に怖気づいて入れず、ただ前を素通りした記憶が蘇る。
そんな憧れのスターが今、目の前にいる。
緊張の余り、発汗量が常軌を逸していた。
サウンドチェックなのに、夢にまで見たインチキ手廻しオルガンの妙に酔いしれてしまった。
デティール、アイデア、こだわりと浪漫と愛が詰まっている一つの宇宙、それがインチキ手廻しオルガンだ。(本当は何が入っているのか、それはライブで教えてくれるので、そちらで聞いて下さい。)
そして、他にもウクレレとアコギを調整してサウンドチェックは終わる。
ハッチハッチェルさん登場。
オグラさんの地元の先輩であり、ハッチさんとYaung Skinsと云うバンドを組んでいた共通の友人、天才ピアノマン斉藤エンジンさんから“まぼろし夕陽酒”を一緒にやってとの依頼が来たらしく、合わせる。
もう突然素晴らしい。
ナイスな無茶振りに大感謝。
※ちなみにエンジンさんは来ない事実に、二人は「(エンジンさん)ぽいわー」と爆笑していました。
ハッチさんのサウンドチェックはエレキギターとフィドル(ヴァイオリン)。
何か今日は2人なのに楽器が多い。
そして、共通項が多く、何処か似ているお二人。
ヨーロッパの匂いが立ち込めていました。
その後、御二人は開演まで廊下でご歓談。
ハッチさんとオグラさん、お互いに面識はあれど、実は初共演と云うのにも驚いた。
今日までの時間にお互いのピースをはめ込み、空白だった時間のパズルがどんどん完成し、二人の距離はますます縮まって行き、ほとんど打ち上げのように盛り上がっていました。
そして時間になり、デタラメ紳士とインチキ手廻しオルガンミュージシャンによる、格式の高い夢の共演が始まった。
◆ハッチハッチェル
最初はハッチさんから。
ここはセントラルホテルの地下と云う事もあり、ホテルに宿を取っていたハッチさんはステージ衣装のまま楽屋(ホテルの部屋)から地下への直通エレベーターで降りてきた。
さすがジェントルマン!
リッチな紳士だ!
カッコイイ!
ハッチさんがギターを鳴らした瞬間からここはハッチハッチェルワールドになり、お客様は住人になった。
マスターのタカさんをジェントルマンだと言い、“ジェントルマンのテーマ”を。
途中、スジャータや黄桜などの昭和の懐かCMソングを差し込んだり、名曲“友よ”ではギターからフィドルに持ち替え、客席に移動したりとファンサービスも素晴らしい。
純粋に本当に楽しくて終始笑いっぱなしで、心底ハッピーになるライブでした。
歌よし、ギターの音よし、フィドルも最高、容姿はクール、スタイル抜群、姿勢も綺麗、歌声カッコイイ、メロディーにはウットリ、MCは楽しで、何か全てが揃っている。
最後は乾杯の名曲“ビアガーデン”で皆がグラスやジョッキを上にかかげ、周りと乾杯しながら大合唱。
こう云う、観に来てくれたお客様同士が乾杯しあい、仲良くなって行く情景を見ると、凄く嬉しくなります。
◆オグラ
今回、ニューアルバムが完成したばかりと、何だか完璧なタイミング。
入場SEでフランスギャルの曲をかけてと頼まれていたけれど、流れて来たのはオグラさんの曲。
まさか自分の曲で入場して来ると云う羞恥プレイをお見舞いしてしまい、やたらと照れながらインチキ手廻しオルガンをぶら下げステージに登場した。
代表曲の“廻せ!廻せ!”から、ニューアルバムの曲多めのセットリスト。
ロンドンに行ったお話しから、その時にお世話になった友人へ贈る“The Jamaican's Wife”、亡くなってしまった人に捧げた“増えた君”、使い古された言葉を使わないラブソングの“首しめあって”、地元の清水市にあったと云うヤングランドの事を歌ったロックンロールナンバー“ヤングランドで待ち合わせ”、猫のベル子の事を歌った“ベル子のうた”、個人的に死ぬほど名曲だと思った“分けられない森”などなど、新譜の曲はどれもとんでもなく良い曲のオンパレードで、才能の底知れなさを垣間見た。
全員が楽しめる”不思議な遊び場”で早口言葉のコール&レスポンス。
めちゃくちゃ楽しい!!
そして、アンコールでハッチハッチェルさんが再びステージに上がり、“まぼろし夕陽酒”を演奏。
またもや全員で乾杯!
歌の良さとハッチさんのフィドルが溶け合い、本当に素晴らしい演奏で、セメダインのような涙が垂れてしまいました。
この度、めでたく還暦を迎えたオグラさん。
11月15日(土)に吉祥寺にあるスターパインズカフェにてオグラ&ジュンマキ堂オーケストラによるカンレキワンマンライブもあるので、是非、足を運んで下さい。
終演後の呑みも楽しく、おしゃべりに、一緒に乾杯したり、物販買ったり、写真を撮ったりと、何から何まで楽しかった。
ハッチさんは横須賀に来たら必ず顔を出すと云うドブ板にあるNew Tokyoへ行くのも楽しみの一つと言いながら、Fuck Yeahでの呑みも楽しくて、後ろ髪を引っ張られてなかなか出動が出来ない。
人もまばらになり、時計の針がてっぺんに近付いた頃に、閉まっては大変だと、やっと動き出した。
New Tokyoに着き、呑めばここでもお互いを褒め合い、称え合い、ハイタッチにグータッチにハグと、終始イチャイチャしている姿は何度見ても面白かった。
アメリカンな店構えにアメリカ人だらけの店内。
完全なる異国情緒溢れる店内で話している二人はジム・ジャームッシュの映画“Coffee and Cigarettes”のトム・ウェイツとイギー・ポップを観ているようだった。
二人のトークショーとかやったら面白そう。
その後、ビリヤードにダーツまでやり始めた、底抜けに元気な二人。
オグラさん曰く、打ち上げでビリヤードをやったのは人生初との事。
お陰様で筆舌に尽くしがたいほど楽しい1日を送れました。
またライブに来てくれる約束もしましたので、その時はまた遊びに来て貰えると嬉しいです。
今回、呼んでくれたブッカーの美紀さん、Fuck Yeahスタッフの皆様、ハッチハッチェルさん、オグラさん、そして来て下さった皆様へ絶大なる感謝を。
長々とつらつら書き殴ってしまいましたが、お付き合い有り難う御座います。
まだまだ書き足りない事が山のようにありますが、ここらで筆を置かせていただきます。
こんなにもベストマッチングで、全方向にハッピーしかもたらさない素敵な空間はそう味わえないし、涙が出るほど貴重でとてつもなく楽しく幸せな日になりました。
言わずもがな、ライブの素晴らしさもそうですが、やっぱり人間が本当に最高なんです。
脳から四肢に伝達し、発される電気信号には怒りや不満は1ミリも含まれておらず、愛や情熱や優しさのみで彩られていて空気に拡散されていた。
間違いなくバファリンよりも優しかった。
16時。
お店に到着すると、既にオグラさんはいた。
個人的な話で恐縮ですが、十年余り前、高円寺へ行った際にオグラさんの奥様が経営する“ハチマクラ”と云う古紙・アンティーク雑貨を扱うお店へ寄ろうとした。
当時オグラさんがたまに店番をしている事もあったので、もしかしたらいるかも!?と思ったら急に怖気づいて入れず、ただ前を素通りした記憶が蘇る。
そんな憧れのスターが今、目の前にいる。
緊張の余り、発汗量が常軌を逸していた。
サウンドチェックなのに、夢にまで見たインチキ手廻しオルガンの妙に酔いしれてしまった。
デティール、アイデア、こだわりと浪漫と愛が詰まっている一つの宇宙、それがインチキ手廻しオルガンだ。(本当は何が入っているのか、それはライブで教えてくれるので、そちらで聞いて下さい。)
そして、他にもウクレレとアコギを調整してサウンドチェックは終わる。
ハッチハッチェルさん登場。
オグラさんの地元の先輩であり、ハッチさんとYaung Skinsと云うバンドを組んでいた共通の友人、天才ピアノマン斉藤エンジンさんから“まぼろし夕陽酒”を一緒にやってとの依頼が来たらしく、合わせる。
もう突然素晴らしい。
ナイスな無茶振りに大感謝。
※ちなみにエンジンさんは来ない事実に、二人は「(エンジンさん)ぽいわー」と爆笑していました。
ハッチさんのサウンドチェックはエレキギターとフィドル(ヴァイオリン)。
何か今日は2人なのに楽器が多い。
そして、共通項が多く、何処か似ているお二人。
ヨーロッパの匂いが立ち込めていました。
その後、御二人は開演まで廊下でご歓談。
ハッチさんとオグラさん、お互いに面識はあれど、実は初共演と云うのにも驚いた。
今日までの時間にお互いのピースをはめ込み、空白だった時間のパズルがどんどん完成し、二人の距離はますます縮まって行き、ほとんど打ち上げのように盛り上がっていました。
そして時間になり、デタラメ紳士とインチキ手廻しオルガンミュージシャンによる、格式の高い夢の共演が始まった。
◆ハッチハッチェル
最初はハッチさんから。
ここはセントラルホテルの地下と云う事もあり、ホテルに宿を取っていたハッチさんはステージ衣装のまま楽屋(ホテルの部屋)から地下への直通エレベーターで降りてきた。
さすがジェントルマン!
リッチな紳士だ!
カッコイイ!
ハッチさんがギターを鳴らした瞬間からここはハッチハッチェルワールドになり、お客様は住人になった。
マスターのタカさんをジェントルマンだと言い、“ジェントルマンのテーマ”を。
途中、スジャータや黄桜などの昭和の懐かCMソングを差し込んだり、名曲“友よ”ではギターからフィドルに持ち替え、客席に移動したりとファンサービスも素晴らしい。
純粋に本当に楽しくて終始笑いっぱなしで、心底ハッピーになるライブでした。
歌よし、ギターの音よし、フィドルも最高、容姿はクール、スタイル抜群、姿勢も綺麗、歌声カッコイイ、メロディーにはウットリ、MCは楽しで、何か全てが揃っている。
最後は乾杯の名曲“ビアガーデン”で皆がグラスやジョッキを上にかかげ、周りと乾杯しながら大合唱。
こう云う、観に来てくれたお客様同士が乾杯しあい、仲良くなって行く情景を見ると、凄く嬉しくなります。
◆オグラ
今回、ニューアルバムが完成したばかりと、何だか完璧なタイミング。
入場SEでフランスギャルの曲をかけてと頼まれていたけれど、流れて来たのはオグラさんの曲。
まさか自分の曲で入場して来ると云う羞恥プレイをお見舞いしてしまい、やたらと照れながらインチキ手廻しオルガンをぶら下げステージに登場した。
代表曲の“廻せ!廻せ!”から、ニューアルバムの曲多めのセットリスト。
ロンドンに行ったお話しから、その時にお世話になった友人へ贈る“The Jamaican's Wife”、亡くなってしまった人に捧げた“増えた君”、使い古された言葉を使わないラブソングの“首しめあって”、地元の清水市にあったと云うヤングランドの事を歌ったロックンロールナンバー“ヤングランドで待ち合わせ”、猫のベル子の事を歌った“ベル子のうた”、個人的に死ぬほど名曲だと思った“分けられない森”などなど、新譜の曲はどれもとんでもなく良い曲のオンパレードで、才能の底知れなさを垣間見た。
全員が楽しめる”不思議な遊び場”で早口言葉のコール&レスポンス。
めちゃくちゃ楽しい!!
そして、アンコールでハッチハッチェルさんが再びステージに上がり、“まぼろし夕陽酒”を演奏。
またもや全員で乾杯!
歌の良さとハッチさんのフィドルが溶け合い、本当に素晴らしい演奏で、セメダインのような涙が垂れてしまいました。
この度、めでたく還暦を迎えたオグラさん。
11月15日(土)に吉祥寺にあるスターパインズカフェにてオグラ&ジュンマキ堂オーケストラによるカンレキワンマンライブもあるので、是非、足を運んで下さい。
終演後の呑みも楽しく、おしゃべりに、一緒に乾杯したり、物販買ったり、写真を撮ったりと、何から何まで楽しかった。
ハッチさんは横須賀に来たら必ず顔を出すと云うドブ板にあるNew Tokyoへ行くのも楽しみの一つと言いながら、Fuck Yeahでの呑みも楽しくて、後ろ髪を引っ張られてなかなか出動が出来ない。
人もまばらになり、時計の針がてっぺんに近付いた頃に、閉まっては大変だと、やっと動き出した。
New Tokyoに着き、呑めばここでもお互いを褒め合い、称え合い、ハイタッチにグータッチにハグと、終始イチャイチャしている姿は何度見ても面白かった。
アメリカンな店構えにアメリカ人だらけの店内。
完全なる異国情緒溢れる店内で話している二人はジム・ジャームッシュの映画“Coffee and Cigarettes”のトム・ウェイツとイギー・ポップを観ているようだった。
二人のトークショーとかやったら面白そう。
その後、ビリヤードにダーツまでやり始めた、底抜けに元気な二人。
オグラさん曰く、打ち上げでビリヤードをやったのは人生初との事。
お陰様で筆舌に尽くしがたいほど楽しい1日を送れました。
またライブに来てくれる約束もしましたので、その時はまた遊びに来て貰えると嬉しいです。
今回、呼んでくれたブッカーの美紀さん、Fuck Yeahスタッフの皆様、ハッチハッチェルさん、オグラさん、そして来て下さった皆様へ絶大なる感謝を。
長々とつらつら書き殴ってしまいましたが、お付き合い有り難う御座います。
まだまだ書き足りない事が山のようにありますが、ここらで筆を置かせていただきます。
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