2025年12月 アーカイブ
2025年12月29日 19時16分40秒 (Mon)
WHEN I WAS DEAD vol.11
いやー、もう本当に歴史に残るくらい凄かった…。こんなに凄いライブを横須賀で観れたなんて、夢のようでした。
感謝しかありません。
When I Was Dead Vol.11
まさに超常現象、伝説の1日だったと、大袈裟に言いたくなるくらい、とんでもない日になりました。
15:00
崎原ショータくん到着。
慣れたもんで、サウンドチェックも早々に終わる。
KING BROTHERS到着。
ドラムフルセットから、アンプ、マイクに、マイクケーブルまで、本当に全ての機材を持込んでくれました。
憧れのあのアンプが金色に輝いている。
全てをセッティングしてサウンドチェックに挑む。
もういきなり凄まじい!
サウンドチェックからめちゃくちゃカッコイイのだ!(当たり前ですが。)
これが世界を虜にした音だ。
ケイゾウさん、流石にPA機材にも詳しく、ちょいちょいツマミをいじってくれて、音作りも完璧。
痺れる!
取り敢えず、サウンドチェックはお店の機材も置いてある状態でやったのですが、本番は全部外に出そうと、マスターのタカさん、ショータくんと決めました。
続いて、Dirty Rogues。
ボーカル、のすけくんの立ち振る舞いが素晴らしくて、ステージングの打ち合わせも「こうこうこうします!合図を出します!」と事細かに説明してくれて、こちらが動きやすいようにしてくれた。
何処でどう動くかが解りやすく、お店側も大まかな流れが理解できたのと、注意事項もお伝え出来たので、とっても有り難かったです。
一通りサウンドチェックも終わり、KING BROTHERSが皆を引き連れネオン輝く夜の街へ。
こう云う面倒見の良いところも最高です!
いよいよオープン。
オープニングアクトのDirty Roguesから。
◆Dirty Rogues
噂には聞いていたけど、本当に良いバンド。
開始早々、客席に向かってメルティーキッスのチョコを投げつけ、パンクロックが始まった。
開始数秒でシャツを脱ぎ捨て、かけていたサングラスも吹っ飛んでぶっ壊われる。
衝動に溢れ、若さ輝く勢いと、バンドの確かな実力と、まだまだ物凄い事になるだろう可能性が秘められていた。
イギー・ポップ×村八分×The JAMの匂いがする。
それだけじゃないけれど。
ロックもモッズもパブロックもパンクもガレージも、全てを吸収して吐き出す。
バンド界隈にまだまだ残っている才能を潰すような縦社会や年功序列に飲まれずに、ぶっ飛ばして突き進んで欲しい。
カッコイイ事を演ってる人は正義。
◆崎原ショータ
LIVEとは、時に奇跡を起こす。
Dirty Roguesと云う若手の躍進と、遥か高みにいる憧れの先人KING BROTHERSに挟まれ、脳ミソは、もみくちゃになったのでしょう。
表現者としてのパフォーマンスも
歌も、いつもよりヒリヒリ研ぎ澄まされていた感じがした。
ライブ終盤に、KING BROTHERSのケイゾウさんが、後の人は観えない、とショータくんに一言。
山が動いた。
お店のど真ん中、カウンターに座り、生音で歌いだす。
これがまた何とも美しい光景だった。
最初からこうなる事を予想していたが如くピグノーズには電池が搭載されていた。
電池残量が少なかったのか、後半に進むにつれ、音がどんどん小さくなってくのも何か良かった。
この日のショータくんは確実に一皮剥けて次の段階に進んだ気がした。
本当に日進月歩で成長して行く姿が尊くて、今観ておく事を強くお勧めします。
ライブ後の疲れ切っていたショータくんにもお手伝いして貰い、全ての機材を廊下へ出す。
そして、KING BROTHERSの機材が店内に運ばれた。
◆KING BROTHERS
問答無用の絶対王者。
圧倒的なガレージモンスター。
ここまで凄まじいLIVEはFuck Yeah始まって以来じゃないでしょうか。
0から100へ瞬で切替わる瞬発力。
一瞬で観る者の五感全てをひったくるステージング。
命を削って表現するあの姿は“魂の殴り合い”であり、“生命の爆発”そのものだった。
曲の切れ間はなし、MCもなし、ほぼメドレー状態で1時間は激しいドラムのビートが鳴り続けている。
ケイゾウさんは暴れ、ガナリ、マーヤさんはスクリーミング、そして人の上を渡り歩いている。
みるみる会場にいる全員が出演者となり、その渦に飲み込まれて行く。
境界線をぶっ壊す全員参加型ギグス。
初期衝動から脱しない、初期衝動のまま“練度を高め成長している初期衝動”と云うものを初めて体験したし、叩きつけられた。
圧巻の一言。
この世界で一番熱く、一番美しく、そして一番正しい爆音が響き渡る素晴らしい日になりました。
2025年12月21日 11時12分52秒 (Sun)
前川エクスプロージョンレコ発ライブ
12月13日(土)前川エクスプロージョンの7inch Record Release Party at Fuck Yeah、お陰様で大盛況となりました!寒い中、お越し頂いた皆々様、有り難う御座いました。
この日の出演者は前川エクスプロージョン、SISTER PAUL、133&Spex、GARBOSの4バンド。
外は冬、しかし、店内は灼熱。
異常な盛り上がりを見せ、暑さのお陰かお酒も大量に出て、てんやわんやの大忙し。
お酒が売れてナンボのBarですので、嬉しい悲鳴と、盛り上がりの喝采とが入り混じる素晴らしき日になりました。
◆GARBOS
メンバー三人中、二人が風邪を引くと云う惨事に見舞われながらも何とか無事に終了。
どうにもライブと云うと気持ちが高揚して走りがちになってしまうので、スローにスローにと声かけ合って挑んでみたものの、やっぱり走ってしまうのであった…。
まだまだ鍛錬が必要ですが、暖かい目で見守り、応援して貰えると嬉しい限りです。
◆133 & Spex
133と書いてイサミと読むそうです。
Vo、G、B、Dsの4人組。
観客巻き込み型の攻撃力の高い70'sパンク!
一曲目からフルスロットル。
日本語歌詞と楽曲のキャッチーさ、振り付け?のコミカルさ、攻撃力の高さで大暴れ。
物凄い盛り上がりを見せ、大いにヒートアップさせてくれました。
そう言えば、ベーシストがNANOXのタカヒロくんでビックリ!
物凄く久しぶりに再会しました。
ステージングにプレイにと、相変わらずブッちぎれのキレッキレでカッコよかったです。
◆SISTER PAUL
ギターレスのツーピース・グラム・パンク、圧倒的ライブバンドのシスター・ポール!
妖艶でいてカッコ良くて、どこか寂しさと可愛らしさもある世界。
この二人じゃないと出せない世界観。
マッキーさんの超ド迫力&パワフルなドラムと、とてもベースとは思えないけど、ベースでしか出せないようなスペーシーな音を奏でるススムさん。
ツインボーカルスタイルなんですが、ススムさんが高音、マッキーさんが低音てところも何かグッとくる。
オリジナル曲に、カバー曲の赤鼻のトナカイと、真冬に演るブルー・チアーのサマータイム・ブルース、これを全て温度差なく共存させちゃうから凄い。
表現の質の高さに、目も耳も心も奪われる。
あっという間に終わってしまい、ワンマンのフルライブを観たいなと思わされました。
こう云うバンドが日本にいてくれる事実に、誇り高い気持ちになります。
一度、ライブを体験してみて下さい。
心を盗まれます。
◆前川エクスプロージョン
現在ギタリストを募集中のトリオ、前川エクスプロージョン。
不器用なまでに芯の通った真っ直ぐのロックを聴かせる、筋金入りの男道!
前川エクスプロージョンは本当に大好きだし、良いバンドだし、色んな人に観て貰いたいバンドなので、盛り上がると、この上なく嬉しいのです。
今回はサポートギタリストにBad Attackのノムラさん。
これがまた物凄く良い!
前回ヘルプだった、あっちゃんは攻撃的でカッコ良くて、こちらもめちゃくちゃ良いけど、また違った良さ。
ノムラさん、Bad Attackの時はギターボーカルなので、ここまで弾き込まないみたいなのですが、ギタリストとしても超一流!
上手い、音が綺麗、卓越した技術、リフが抜群と、何か全部揃っている。
めちゃくちゃ粒揃いで濁点のないギターの音に聴き入ってしまった。
ずーっと観ていたくなるほど、華の輝く存在感でした。
新メンバー、ハセさんの叩くドラムも、めちゃくちゃパワフルで巧み。
アタックの抜けに黒っぽいリズム感、髪を振り乱して叩く姿に目がハートになっているお客様もいたくらいカッコ良くって心地よかった。
カツオくんの周りには、本当に良い人材がいっぱいいるなーと、感心してしまう。
今までの歴代メンバーの音を聴いても、違った感じで全部良い。
今回、7inchに納められている2曲も驚くほどキラーな名曲で、こう云う言い方が合っているかは解らないけれど、売れそうくらい良い曲なんです。
個人的に前川エクスプロージョンはビッグフェスが似合うバンドだと思っているので、ビッグになって出て欲しいと心底思っている。
この日、ライブだと知らずにフラっと立ち寄ってくれた初見のお客様も、前川エクスプロージョンを観て大絶賛しており、ライブ後にたくさんの賛辞をして下さり、とても嬉しくなりました。
本当に素晴らしいバンドなので、まだ観た事がない人は、是非一度ご覧になってみて下さい。
それと、今後についての注意点があります。
※物損や怪我にはご注意下さい。
※カウンターの内側へスタッフの許可なく入ってくる行為は完全NGです。
表現者がステージに上がり、スイッチが入っている状態からブレーキをかけるのは、難しいのは解ります。
お店としましても、ある程度は表現する上で規制はしたくないのですが、物損はご勘弁下さい。
最悪、弁償して貰う事もあり得ます。
お店も演者様もお客様も、皆が気持ち良く楽しくイベントを行える事が前提ですので、この場をお借りしてご注意とさせて下さい。
本当はこう云う事も書きたくないので、宜しくお願いいたします。
2025年12月12日 12時42分02秒 (Fri)
KING BROTHERS/崎原ショータ
大事件ですぞ!崎原ショータくんとFuck Yeahのマンスリー企画、When I Was Deadに、何と何と、あの西宮の狂犬KING BROTHERSが来るっちゅうじゃないですか!
あの空間でKING BROTHERSが演るなんて、一体どうなってしまうのか!?
期待と不安でハラハラドキドキしております。
KING BROTHERSと言えば、IN THE REDやGONER RECORDSからも音源を出している、言わば憧れのガレージバンドです。
一時期は東のミッシェル・ガン・エレファント、西のキング・ブラザーズと呼ばれていた事もありました。
崎原ショータくんとのガチンコ対決も楽しみですが、更に今回はオープニングアクトに期待の新星Dirty Roguesの出演まで決まりました!
贅沢すぎる…。
伝説の一夜になる事が間違いないと思いますので、是非、目撃しにいらして下さい!
ご予約はHPから受付中です。
※入場者数に限りがありますので、御了承下さい。
◆Dirty Rogues
まるでイギー・ポップのような60’sガレージの荒さと70’sパンクの初期衝動を直結させた、装飾ゼロのド直球ロックンロール・パンク。
理屈よりも衝動。
前のめりのビートとシャウトが身体に突き刺さる。
リアルな“瞬間”を放つ、現場叩き上げの生粋パンクロック。
◆崎原ショータ
激しい音が飛び交う中でも、スナイパーのようにピンポイントで確実に心臓を撃ち抜いてくる男、崎原ショータ。
パンクやブルーズをまとった弾き語り…もとい、弾き暴れスタイルなその歌やパフォーマンスは実に生々しく、言葉ひとつひとつを剥き出しながら響かせる。
上手くまとめるより、正直に吐き出し、取り繕わず、感情をごまかさず、その瞬間の温度をそのまま音楽に乗せる。
爆音の夜に差し込まれる強烈な一撃を味わえます。
◆KING BROTHERS
ガレージの埃とブルーズの血を全身に浴びて、世界中のフロアを焼き尽くしてきた日本最狂クラスのロックンロールバンド、KING BROTHERS。
異常な音圧とスピード、シャウト、歪みきったガレージなサウンドが一瞬で場の空気を支配する。
日本国内にとどまらず、アメリカ、ヨーロッパ、アジア各地を巡る海外ツアーでもその暴力的ライブは強烈な爪痕を残している。
ステージからフロアへ、フロアから路上へと、境界線を常に崩壊させる。
ハマった奴は二度と逃げられない日本が世界に誇る、リアル・ロックンロール、世界を知っているガレージ・モンスター、それがKING BROTHERSだ。
■□■□■□■□■□■□■□
12月14日(日)
【When I Was Dead vol.11】
Rock Bar Fuck Yeah!横須賀
open/17:00
start/18:30
adv/¥3,500-(+1Drink)
door/¥4,000-(+1Drink)
【live】
・KING BROTHERS
・崎原ショータ
opening act
・Dirty Rouges
2025年12月11日 14時41分44秒 (Thu)
前川エクスプロージョンレコ発
例えば、長野県に良いバンドいる?と、誰かに質問されたとしたら、間違いなく前川エクスプロージョンと答える。泥臭くささと人間味、B&Voのカツオくんは実に切れ味の鋭い耳馴染みの良い歌を作る。
そんな前川エクスプロージョンが、この度、めでたく7インチレコードを発売しました。
そして先日、ついに長野県にコゴローズを招き、レコ発が盛大に行われた。
この話しも胸熱で、2年前にFuck Yeahでコゴローズと前川エクスプロージョンが対バンし、いつか長野に呼びたいと話していました。
それから、少し時が経ち、去年、Fuck Yeahでコゴローズがライブを演った時にカツオくんが長野から直談判しに来たのだ。
そして、ついに実現したと云う訳なのです。
そんな前川エクスプロージョンのレコ発を、今回、横須賀編として組ませて頂きました!
実は一足お先に長野まで行って7インチを入手してきたのですが、内容がめちゃくちゃ素晴らしい!
数に限りもあるし、流通もしていないし、関東でも今のところレコ発はFuck Yeahだけではないでしょうか?
なかなか入手困難だと思うので、この機会に是非、ゲットしに来て下さい。
レコ発を盛り上げる対バンも個性的で強力な面子が揃いました。
◆GARBOS
USパンク、ガレージパンクな3人組。
Slovenly、GONER、IN THE RED、Alien snatch、STATIC SHOCK辺りのレーベルが好きでしたらお勧めだと思います。
G&VoのNathanは横須賀在住のニューヨーカー。
Bのマサキさんは大阪在住。
元はBRONxxxと云うバンドでVoをしていたのですが、GARBOSではベーシスト。
Dsは私、赤月です。
◆133 and SPEX
Fuck Yeah初登場!
初見だったのでYOUTUBEで確認させて貰ったところ、BuzzcocksやVibrators辺りの匂いが立ち込める素晴らしき70'sパンク!
相当カッコイイです!
※以下、HPより引用
2015年にVo.133を中心に結成され、2016年に現在のメンバー構成で1st LIVEを行う!
イかれたPUNKROCKをひっさげLOVESONGに踊れるひねくれたショートポップをナマでLIVEで感じてね!
ライブの出演依頼も絶賛受付中です。
お問い合わせフォームからご連絡ください!
Azuma - Guitar
Takahiro - Bass
133 - Vocals
Shinichiro - Drums (L→R)
◆SISTER PAUL
グラム・パンク・ロックなパワーデュオ、シスター・ボール。
ギターレスという特異な編成で、60~70年代のロックンロールやグラムロック、パンクを昇華し、中毒性のある歌とライブで人気を博し、東京を中心に活動を繰り広げている。
宮藤官九郎もファンだと公言していたり、リチャード・ストレンジ率いる伝説のプロトパンクバンド、Doctors Of Madnessのメンバーとしても活躍している凄い二人組。
国内外で精力的に活動を続けている唯一無二のバンドです。
ススム - Vo&B
マッキー - Vo&Ds
◆前川エクスプロージョン
長野の最終兵器、前川エクスプロージョン。
日本語ロックであり、バカロックてあり、パブロックであり、パンクである。
瞬間風速が爆発的に高いライブを行い、愛とか生活とか日常を真正面から歌い、酔っ払いの駄目な部分までも正直にさらけ出す。
B&Voのカツオくんは、いい奴で、酔っ払いで、とにかく真っ直ぐで一生懸命で、たまらないくらい魅力的な人間だ。
酒と爆音と衝動。
前川エクスプロージョン、きっと今回もエクスプロージョン(爆発)します。
■□■□■□■□■□■□■□
12月13日(土)
【前川エクスプロージョン7inch Release Party!】
Rock Bar Fuck Yeah! 横須賀
open/17:30 start/18:30
door/¥2,000(1ドリンク込)
【live】
・GARBOS
・133 and Spex
・SISTERS PAUL
・前川エクスプロージョン(from長野)
2025年12月1日 22時48分53秒 (Mon)
Bargain Rock Festival Tokyo 2025横須賀編
Bargain Rock Festival Tokyo 2025横須賀編。すんげー3バンドに、平日ど真ん中にもかかわらず沢山の来て下さったお客様、今回、Fuck Yeahを会場に選んで下さった、あやさん(SHE's)はじめ、Bargain Rockスタッフのビスコくん(episode sound)、トヨゾーくん(THE FADEAWAYS、ANGEL FACE)、チンくん(GLITTERFAST)と、大変お世話になりまして、本当に有り難う御座いました!
16:00
ツアーガイドもしくは引率の先生(あやさん)に連れられ、12人の生徒たち(Not Yetis、The Boars、The Okmoniks)が現れた。
この絵面だけでハッピーな気持ちになれました。
Okmoniks~Boars~Not Yetisの順にサウンドチェック。
もうサウンドチェックの段階から、何か違うんです。
底しれないポテンシャルと、どんな会場、どんな環境でも即座に適応・対応できる能力の高さ。
例えば、必要な機材が無きゃ無いで別に良いし、どんな状況でもベストが出せちゃうんです。
そして、上手く言葉に出来ないけれど、そこには“ライブをやるぞ!”みたいな、変なものを背負わないし、無駄な意気込みが一切なくて、日常なんです。
家に帰って来て、冷蔵庫を開けて、牛乳を飲む。
牛乳がなければ違うのを飲む。
この動作と同じで、音楽が生活の中に普通にあると云うか、同列なんです。
それでも、ライブの時は驚くほど魅力的で、脳に目に耳に意識と、全てが持ってかれて釘付けになってしまう。
説得力とかじゃなくて、もう存在そのものの立ち位置が全然違う。
生まれ育ってきた環境や、染み込んだ文化の音。
幼少の頃より人前に出たり、人から観られる事に慣れていたり、プロムなどの催しや教育の賜物なんだろうか。
物心がつく前段階のスタート地点から立っている景色が違う。
この感覚を味わえたのは、個人的に物凄く大きかった。
◆Not Yetis
良い意味でチープなバブルガムガレージポップなロックオペラ。
1~2分くらいで終わる曲の短さも良いし、海外の子供番組のような、頬が緩むユルさと可愛らしさが満ち満ちに詰まっている。
また、紅一点のボーカル&スタンディングドラマー、ルーシーがいちいち可愛いったありゃしないのだ。
ポーズやら仕草やら、男女関係なく皆がメロメロになってしまう可愛らしさ。
カラフルでポップでキュートで踊れるし楽しい。
こう云うジャンルのバンドって日本では見かけないです。
懐の深さを生で味わえたのも貴重な体験でした。
◆The Boars
60'sライクなBig Partyパワーガレージ。
いやはや凄かった!
正真正銘ってくらい素晴らしきガレージバンドでした。
2分弱の曲たちに全身全霊を注ぐ。
ゆるい曲が一曲たりともない。
エッジの効いたクランチなギター、みぞおち辺りを刺激する、どっしりと安定したベースとドラム。
エフェクトの効いたオルガンがまた攻撃的でカッコイイし、ハープを吹いたり、マラカスを振り回しながら客席を席巻し、熱狂させる。
とにかく強烈なグルーヴとビートで熱を放出しまくるステージング。
こんなの興奮しない訳が無い!
日本じゃ入手困難なレコードが買えたのも個人的には大収穫!
◆The Okmoniks
デビュー当時から注目していた、大好きなバンドなので、個人的に物凄く感慨深いものがありました。
まさか日本で、更には横須賀で、しかも何とFuck Yeahで観る事が出来るなんて…。
大好きな場所で、そう簡単に観ることの出来ない大好きなバンドが観れるなんて、もうそれだけで感無量なんですが、ライブの良さは遥か頂きの上でした。
ライブ前にLEDライトの入った風船を前列に配り、膨らましたら放り投げ、カラフルな風船が中を飛び交う中、ライブが始まった。
一曲目から容赦なし。
紅一点のボーカル、ヘイリーンが金髪を振り乱しながら巧みに鍵盤を弾き、ワイルド&キュートに叫ぶ。
自前のマイクから飛び出すラウドでハスキーな獣のようなボーカルが唸るほどカッコイイ!
60年代から脈々と続くガレージを現代の感覚でゴリッと自分たちの方へねじ曲げ、凶暴なR&Bを奏でる。
速いけど走らないし、激しいけど踊れるのが凄い。
今回、全バンドが同じオルガンを使うスタイルだったのですが、鳴る音、出る音、使い方、三者三様に違くて、そこも見応えがありました。
これが本場の音だ!と云うのを大砲でぶち込まれたくらいの衝撃と、鼓動が腰から脳髄に伝達し、皮膚から液体は溢れるわ、脳幹はずーっと揺れてるは、内臓が溶け出るかと思うくらい、ビリビリに痺れた最高の夜でした。
しかし、3バンドとも、サンフランシスコはベイエリアのバンドってところが恐ろしい。
懐古主義でもなければ、単なるパンクでもない。
こんなバンドがまだまだ沢山いるんだなと考えると、つくづくとんでもない国だと思いました。
Fuck Yeahが完全にアメリカになっていた感覚を味わえた、素晴らしい夜でした。
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