2024年5月 アーカイブ
2024年5月20日 20時37分24秒 (Mon)
ザ.ビートモータズ20th anniversary with TOMOVSKY
急激な寒暖差、梅雨のような空模様、天気予報もいまいち正解率が低い今日この頃。色々な予定や体調が崩されている。
5月18日の天気はどうなるかとハラハラしていた中で迎えたトモフスキー&ビートモーターズ20周年
in横須賀Fuck Yeah。
天に愛されているか如く、見事な快晴、適度な気温、穏やかな日。
やはり全てが上手く進んでいる。
14:30にスタッフ入り、開店準備を勧め、ビートモーターズを迎え入れる。
出演者さんのTシャツをチェックしてしまう癖があり、ベースのジョニーさんはDavid BowieのTシャツ
を着ているし、ドラムの鹿野さんはグーニーズのスロースTシャツ。
ギター・ボーカルの秋葉さんのTシャツは無地ながらも何て云うか、佇まいに独特な雰囲気があり、
こう云う魅力って天性のもんなんだろうなと思う。
それぞれ個性が違うけど、音楽同様、一本芯が通っている。
熱量とパワーの一発勝負でドカンと来るかと思いきや、実はキチンと作り込まれており、押さえる所と、
ぶっ飛ばすところのメリハリがしっかりしている。
エフェクターの数、ドラムの持込機材の多さ、ベースの弦を緩めて閉まっている丁寧具合を見れば、
そのこだわりは伝わる。
これがビートモーターズの骨だ。
トモフスキーさんの到着で、空気がガラッと変わった。
大先輩であるはずなのに、空気がピリッとするのではなく、ほんわかと柔らかくなるから凄い。
多分、その瞬間、その場にいた全員がトモフスキーワールドの住人になった。
トモフさんはビートモーターズをずーっとTHE TON-UP MOTORSと勘違いしていたのに皆が爆笑。
そして、二組でトモフさんのカンチガイの海をやってくれたのも、何か全てが繋がっていて面白い。
勘違いの螺旋階段。
一箇所、謎の進行をする所があり、そこをトモフさんが伝授していた。
たった一度の修正で完成させ、ハモリやコーラスも完璧だった。
お見事としか言いようがない。
続いてトモフさんのサウンドチェック。
中音域をバッサリ無くし、独特のサウンドを作り上げる。
まるで、Lou Reedのような音だ。
舞台を怪しくするため、背面の赤いカーテンを閉め、光のエフェクトで彩った。
バスドラを踏みながら歌うワンマンバンドスタイルと、カラオケを流し歌うスタイル。
完璧なバスドラのリズム感だけで、天才だってのが解る。
カラオケは皆を包み込むような大きく温かい感じで、と、何ともトモフさんらしいなと感じた。
抽象的なんだけど的確。
子供の純粋さと、大人の繊細さを併せ持つ、音楽の枠には収まらない、総合芸術だと思った。
本番はトモフさんから。
自由な楽しさ、MCの面白さ。
そして、何より曲が抜群に良い。
初めて観る人、聴く人を虜にする魔力がある。
ビートモーターズの将来や、そのお客さんの事まで気にしてくれている優しい人だ。
(と、書き込むんだよ!と本人がMCで言っていたので記しておきます。)
続いてビートモーターズ。
赤いカーテンを開け、今度は背面をレコードに。
ビートモーターズはこっちがピッタリだ。
乗りに乗っているバンドはいきなり格好良い。
時折、目をギャンと見開き、殺意さえ感じる瞬間がある。
だけれど、勢いだけではなく、メロウな曲も見事に聴かせるから恐れ入る。
表現力の高さもだけど、演奏の安定さと、色っぽい声、絶妙なコーラスやハモリに聴き入ってしまう。
メンバー皆から音楽への愛情を感じるのも最高だった。
これって大切な核な気がしていて、バックボーンがない音楽には神は宿らないとさえ思っている。
最後にトモフさんと一緒にカンチガイの海を演奏。
トモフスタッフで来ていた、ハヤトミルクティーパーティーさんが肩車をして、満員の会場を徘徊。
背が高いのでトモフさんの首は常に横に折れていた。
障害物を避けながらも、しっかり歌っているのは流石でした。
演奏も完璧で、たった一回しか合わせてないようには聴こえない完成度だった。
この歌が最後じゃ駄目だ!とトモフさんに言われ、アンコールに答えてくれて、満身創痍でライブは終わった。
搾り切り疲れ果てた秋葉さんは廊下で正座をしており、その前にはトモフさんが座っていたので、
まるで説教をしているように見えて笑ってしまった。
ここには書ききれないほどの夢のような瞬間が沢山あった。
そして、何よりも出演者の二組の関係がどんどん近くなったのも凄く嬉しい出来事でした。
また同じ組み合わせでやりたいと思わせるほど、バラ色の世界のように完璧な夜でした。
writer: red moon
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