2023年5月 アーカイブ
2023年5月21日 15時41分08秒 (Sun)
ワタナベマモル
5月20日(土)横須賀は快晴。
野外で音楽祭のような催しが行われていたので、観ていると、憧れのロックンロールアイドル、ワタナベマモルさんがコーヒー片手にフラっと歩いていた。
そう、この日はワタナベマモルさんが7インチレコードのシングル「命の次にロックンロール」のレコ初、横須賀編なのであった。
毎月、恐ろしい程のライブ数をこなし、それこそ、北から南へツアーをしている筋金入りのロックンローラーなのである。(人物像については、前回、宣伝コラムで書かせて貰った内容を参照下さい。 : https://www4.hp-ez.com/hp/rockbar-yeah/page10 )
会場入りし、すぐさまサウンドチェックをする。
細かに出音の調整をするけれど、やはり場数が違う。
High高めでLowを切り、クランチな心地よい音が鳴る。
自分の声と相性の良い音を完全に把握している。
アコギのセッティングもPAに直で繋ぎ、かすかにビリつくHigh Toneな音がメチャクチャ格好良い。
音を聴いた瞬間に、Rolling StonesのStreet Fighting Manのギターの音を思い出した。
やはり、何をやってもロックンロールなのです。
続いてはオープニングアクトを努めてくれるThe Lord Runnersがセッティングに入る。
50年代の古き良きR&Bやロックンロールの良質な核を高濃度で抽出し、日本語で熱く歌う。
ドン・コヴェイやボ・ディドリーが好きな人にはたまらない御馳走だ。
今回、2組に共通して感じたのは、歴史の切り取りではなく、音楽を通時的に捉え、継承している事。
でも、ルーツは大切にしているけれど、懐古ではなく、ちゃんと今が鳴っている。
今回、ワタナベマモルさんのライブをセッティングから本番まで、改めて観て感じた凄さ。
例えば、全国チェーンのお店でばかりご飯を食べている人と、全国何百、何千と云う色々な場所のお店でご飯を食べている人の差。
毎日、車を運転している人と、数ヵ月に一度しか運転しない人の差。
毎日、色々な場所で毎回違う人達の前でライブをやり続けている人と、数年に一度、内輪でライブをやっている人の差。
どっちが良い悪いではなく、この計り知れない圧倒的な経験の差が目に見えて眼前にあった。
説得力なんて生易しいものではなく、一朝一夕では到達出来ない論より証拠がそこには確かにあった。
例えお客さんが1人でも、数万人でも、きっとやる事は変わらないのだと思う。
毎回、打席に立てばホームランを狙い、マウンドに立てば三振を奪いに来る。
それが、草野球だろうが、プロのマウンドだろうが、多分、変わらない。
相手が誰であろうとホームランを打ちたいし、三振を取りたいから。
絶対的に大切にしているものが変わらない、そんな芯の強さを垣間見てしまった。
同じ事をやり続けるのは楽しくもあり、間違いなく辛いことや、辞めたくなる日は確実にあるはずなのに、それでもやり続ける。
心からロックンロールを愛しており、音を楽しむ事に全力で挑んでいるのだと思う。
これしか出来ないのではなく、これだけで良いのだ。
能力を分散させずに、一点集中のみに全フリした人は恐ろしく強い。
いつか、必ずアナタの街にもマモルさんは訪れてくれます。
チャンスがあったら逃さず、一度、体験してみて下さい。
※あと、マモルさんが着ているシャツに毎回注目をしています。
今回はトム・ロビンソン・バンドとシャム69でした。
レポート:Red Moon
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